熱中症に効果的な対策、
知っていますか?
体のだるさやめまい、立ちくらみなどを起こすことで知られる熱中症ですが、ひどくなると意識障害をも引き起こす可能性がある危険な症状です。毎年夏になると、ニュースでも熱中症患者の話題が取り上げられていますね。効果的な熱中症対策を知っておけば、熱中症にならずに済むかもしれません。今回は、みなさんが日頃から行っている熱中症対策についてアンケート調査を実施しました。

体のだるさやめまい、立ちくらみなどを起こすことで知られる熱中症ですが、ひどくなると意識障害をも引き起こす可能性がある危険な症状です。毎年夏になると、ニュースでも熱中症患者の話題が取り上げられていますね。効果的な熱中症対策を知っておけば、熱中症にならずに済むかもしれません。今回は、みなさんが日頃から行っている熱中症対策についてアンケート調査を実施しました。
■ 調査地域:全国
■ 調査対象:年齢不問・男女
■ 調査期間:2018年06月21日〜2018年07月05日
■ 有効回答数:100サンプル
アンケートの結果、「水分補給をする」が一番多い結果となりました。
水分補給をすると答えた人の中には、水分不足により過去に熱中症を起こしたことがある人が多く見られました。喉が渇いたと感じたときには、すでに体内の水分は大部分失われているそうです。そうならないためにも、喉が渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけているというのも頷けますね。
次いで多かった回答は「塩分補給をする」でした。
人は汗を大量にかくと、体内のナトリウム(塩分)が排出されてだるさを感じてしまいます。熱中症予防には一見水分補給をすれば良さそうですが、塩分も一緒に摂取した方が効果的です。ただ飲みものに塩を入れるという方法よりも、塩あめをなめたり味噌汁から塩分をとったりと、無理のない方法で工夫している人が多く見られました。
3番目に多かった回答は「適度な睡眠を取る」でした。
このように、睡眠の大切さを感じている人が多いことがわかります。どんなに水分や塩分を補給しても、基本的な体調管理ができていないと、体調不良になると考えている人が多いようです。快適な睡眠環境を整えてぐっすりと眠ることで、熱中症を予防しましょう。
選択肢の中で、「バランスの良い食事をとる」と回答した人はいませんでした。健康的な体をつくるためにはバランスの良い食事が重要だということは知られていますが、特別な症状である熱中症には直接影響がないと思われているのかもしれません。しかし、十分な睡眠を確保するのと同じで、日頃からきちんとした食生活を送っていると、体の基礎体力を強化し気温の急激な変化にも負けない体をつくることができます。
最も多かった回答が「水分補給をする」だったことから考えると、『熱中症=脱水症状』と捉えている人が多いようです。実際に熱中症になったことがある人は、いかに水分不足が危険な状態か身に染みてわかっているので、意識して対策をとっていました。大量の汗をかくときは、水分だけでなく塩分も補給しましょう。また、日頃からバランスの良い食事としっかりとした睡眠を心がけ、熱中症にかかりにくい体づくりに努めましょう。