健康コラム&アンケート

健康と食事の関係
〜健康に欠かせない栄養素とは!?〜

私たちは、生きるために必ず食事をします。ただ食事をするだけでなく、健康な身体作りのためにはすべての栄養素をバランスよく摂ることが大切です。いつまでも健康でいるために食生活を見直してみませんか?まずは、食生活を見直すための土台作りとして栄養素の基礎知識について解説します。

意外と知らない栄養素のこと・・

栄養とは、生物が食べ物を取り入れて、生命の維持や身体の成長、活動のために役立たせる働きのことをいい、栄養の源になる物質を栄養素といいます。栄養素は身体に入った後の働きによって、「生命維持や活動のためのエネルギー源になるもの」、「身体の組織を作るために使われるもの」、「体温調節や神経伝達など身体の調子を整えるために使われるもの」の3つに分けられます。しかし、栄養素ごとに完全に役割が分かれているわけではなく、1つの栄養素が複数の働きを持つこともあります。ヒトが摂取する栄養素のうち、糖質、脂質、タンパク質は摂取量が多く生命維持に不可欠なことから三大栄養素と呼ばれます。

健康になるための食生活とは・・

健康な身体を作り維持していくためには、どのような食生活をするかが大事なポイントになります。ヒトが生きていくためには、多くの栄養素を食事の形で摂り込む必要があるからです。食事から摂る栄養素の中には、ヒトが身体の中では合成できないものもあり、少なくともそれらは食べ物から摂取するしかありません。しかし、必要な栄養素だからといって、できるだけたくさん摂るようにすればよいのかというとそうではありません。余分に摂りすぎると身体に蓄積するものもあり、健康を害する場合もあります。健康になるためには含まれている栄養素の種類とバランスをよく考えて食べ物を選ぶことが重要です。

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健康を維持するために必要な栄養素とは・・

健康な状態を維持していくために必要な栄養素は、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素だけではありません。それらの栄養素が体内できちんと働くためのサポートをするビタミンやミネラルも十分に摂取する必要があります。そのため、三大栄養素にビタミンとミネラルを加えて五大栄養素といいます。この五大栄養素をバランスよく食べるために考えられたのが主食、主菜、副菜という組み合わせです。ご飯やパンなど糖質を主食にしてエネルギーを確保し、タンパク質や脂質を中心とした主菜、ビタミンやミネラルを中心にした副菜と合わせることでバランスのよい食事内容になります。エネルギーになるものは糖質、脂質、タンパク質で、全エネルギーを100とした場合、糖質62〜68%、脂質20〜25%、タンパク質12〜13%が理想的なバランスとされています*1

まとめ

私たちは、身体に必要な栄養素を毎日の食事から摂取しています。ヒトの身体を作るのも、活動に必要なエネルギーを生み出すのも、食事として摂り入れた栄養素なのです。そのことを意識して食事内容を見直してみましょう。また、食事は家族や友達とのコミュニケーションの場でもあります。楽しい会話と笑顔をスパイスにして、いつまでも健康でいることを心がけたいですね。

※1 国立循環器病研究センター『循環器病情報サービス 栄養に関する基礎知識』参照